ペルセウス座流星群

 

        

 

 

 ペルセウス座流星群は8月12日、13日ころを出現のピークとして、ほぼ1ヶ月近くにわたって流星が出現

する流星群です。この流星群の母彗星はスイフト-タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)です。

 この流星群の特徴として、ピークの前後は流星出現数が特に多く、通常の年でHR60くらいに達します。秒

速約 60キロメートルと地心速度がかなり速いために明るい流星が多く、経路の途中で爆発的に増光するも

のがあり、見栄えのする流星群です。輻射点は赤経48度、赤緯57度でペルセウス座の北端にあるとされて

いますが、実際はかなり広い範囲に分散しています。近くにペルセウス座のγ星があることから「ペルセウス

座γ星群」と呼ばれることもあります。輻射点の赤緯が大きいので、この流星群は主として北半球で見られま

す。  

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